ELSS の翻訳者
Jeremy Angel オックスフォード大学で動物学を学び、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで社会人類学の修士取得。1976年に日本に移住。動物作家の畑正憲(ムツゴロウ)氏のアシスタントとして働き、1980年からは畑氏のテレビドキュメンタリーシリーズのプロデューサーとして、特に海外ロケを担当した。1998年からプロの翻訳者として活動開始。バイオ・環境関連を専門とする。日本語と英語の両方で多くの本を執筆。長野県ののどかな田舎で、4人の子供が巣立ってから、ルバーブ生産者でもある妻の千代子と犬1匹、猫1匹と一緒に暮らしている。
Claire Debenham ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで人間科学を学んだ。大学卒業後は王立協会で編集者としての訓練を受け、世界的に有名な生物学系ジャーナルの編集に携わった。その後、ランダム・センチュリー社(現ペンギンランダムハウス社)の編集者として科学参考書を担当。1991年、日本聖公会の宣教パートナーとして東京に移住。日本キリスト教協議会(NCC-J)アジア問題研究センターや同日本宗教研究センターの英語出版物作成に数年間携わった。2000年、米国バークレーの太平洋教会神学大学院で神学修士号取得。同年、日本人外科医と結婚して大阪に移住。医学・生物学を専門とするフリーランス翻訳者として活動を開始。2013年に英国に戻り、現在はケンブリッジ近郊が拠点。
Gen Del Raye 京都で生まれ、18歳まで日本で育つ。スタンフォード大学で修士課程まで生物学を学び、ハワイ大学マノア校にて海洋学を専攻、博士取得。魚類の生態生理学、気候変動の影響、運動生理学などをバックグラウンドに持つ。2015年よりフリーランス翻訳者として活動中。2020年に「日本海 その深層で起こっていること」(講談社出版)を英訳。ミネソタ州ミネアポリス在住。
江川紳一郎 国立三重大学水産学研究科(現在は生物資源学科に改称)で学士号と修士号を取得した。修士論文は海洋プランクトン赤潮生物に関するものであった。1982年より東京都職員として水産業を対象にした試験研究機関(伊豆大島、都内葛飾区、八丈島等)で勤務した。2003年より2019年まで東京都所管の水族館、動物園(葛西臨海水族園、上野動物園)で専門知識を活かした水生生物の飼育管理に従事した。現在は技術専門員として人工衛星を用いた漁業情報サービスに係る職務に就いている。ELSSでは20年近く主に自然科学分野の英文和訳の和訳部分の校閲を担当している。日本在住。
Bob Kawaratani クレアモント・メンズ・カレッジ(現クレアモント・マッケナ・カレッジ)卒業(生物学専攻)。UCLAで生物学修士、環境科学・工学博士取得。日米の電力産業系研究所にて15年間勤務。スウェーデンおよびアメリカの多国籍企業(包装分野)の環境スペシャリストおよびマネージャーとして、日本で20年間活躍。2008年よりELSSの翻訳者として活動。現在京都在住。
Stephen Moore オークランド大学(ニュージーランド)で化学を学ぶ。その後東京大学大学院に留学し、1990年修士号取得(化学専攻)。1991年より翻訳者、2004年よりELSSの翻訳業務に携わる。現在の拠点はシンガポール。折りたたみ自転車、ダックスフント、モータースポーツを愛する。以前には世界ラリー選手権(WRC)に日本人ドライバーのナビゲーターとして3度参戦した。現在は、商品市場の価格・動向予測のためにAI・機械学習を応用して解析する業務に挑んでいる。
Naoyuki Ochiai バンクーバー(カナダ)とペンシルバニアで育つ。京都で英語講師、国際交流コーディネーターとして6年間活動。米国に戻り、オレゴン州立大学で土壌科学、特に土壌由来の植物病原菌についての研究を行い、博士号取得。2010年よりフリーランス翻訳者として活動。米国ワシントン州バンクーバー在住。仕事と家族の他に、音楽(バイオリン)とサッカーのコーチにも情熱を傾けている。
Louisa Rubinfien ハーバード大学において日本史研究により博士取得。現在はメリーランド大学カレッジパーク校で歴史学を教えている。経済・経営史に関する日本語の学術書や、商業用・博物館用の資料の翻訳を多数手がける。幼少期から大学院までの間、たびたび来日して東京で暮らしていた。
Andrew Welford 英国で育ち、ラフボロー大学で電子工学・物理学を学び卒業。各地を渡り歩いた後に日本にたどり着き、フリーランスの翻訳者として20年以上活躍。半導体、通信、制御システム、電池技術など幅広い分野について、新しい技術の出現と発展に関する文書を翻訳してきた。趣味はサイクリング、そしてトリビアクイズ(元来のよろず屋志向による)。
柳瀬大輔 京都大学農学部卒業・同大学院修了(植物生理学専攻)。化学企業にて農薬の研究開発と医薬製造の品質管理に計20年間従事、その間に博士号取得。製薬企業に転職後、英語力を活かし、社内翻訳者として医薬品の市販後安全性および当局対応文書の日英間の翻訳に10年間従事。現在、都内翻訳企業の主席翻訳者。医薬翻訳の技術指導・社員教育・品質管理を担当。2014年より日本翻訳者協会医薬翻訳分科会(JATPHARMA)の運営委員。10回以上の講演を実施。日本人による日英翻訳についての論文も執筆。日本在住。